奈良 旅とくらしの玉手箱 フルコト
furukoto.exblog.jp
Top
■ 見上げてごらん…空飛ぶ鉢と太陽と 2冊の書籍のご紹介
2012年 05月 21日 |
『空とぶ鉢 国宝信貴山縁起絵巻より』 文・寮美千子
 長崎出版 2012年5月3日刊

d0229442_3533727.jpg














絵本の隣に姿をのぞかせているのは、私個人のご朱印帳です。
昨年の正月に河内の実家から現在の大和の住まいに戻る途中に参拝し、
賜ったものです。





----------------------------------------

国宝の絵巻を、絵本にするという
大胆不敵な企画をあたためてまいりましたが、
このたびみなさまのご協力により、ついに実現しました!

いまでは、博物館のガラスケースの中に鎮座している絵巻も、
当時は人々にとっては、大きな娯楽でした。
映画もアニメもない時代、人々は絵巻を見て、
どんなに心躍らせたことでしょうか。
絵巻を広げて人を集め、お寺の寄付を募るなど、
勧進のために使われたこともありました。

当時の絵巻の楽しさを、いまに届けたい。
そんな思いで企画・制作いたしました。
国宝の絵巻の絵をそのまま印刷、
理解を助けるために最小限の言葉をつけました。

「国宝信貴山縁起絵巻」はアニメの元祖とも呼ばれるすばらしい作品。
人々のいきいきとした表情、細密に描かれた当時の建築、
人々の暮らしぶりなど、見所満載です。
しかも、鉢が空を飛ぶという奇想天外なSF的な物語。
ぜひ、絵本でお楽しみください。

----------------------------------------

この素晴らしい宝物を絵本という形にして今の世に更に伝えたいという、
寮美千子さんの熱く強い思いを受けて、信貴山様は100冊限定でご本の中にご朱印を捺され、
作者の手に託されました。
そのご縁の裾のほうにフルコトも加わって、限定本の一部を扱わせて頂くこととなりました。


昨年の1月4日、私は信貴山の空鉢さんで、
「フルコト」という店が無事に生まれますようにと、
一心不乱に手を合わせました。

また、フルコトあるじには以前から信貴山に魅せられ足繁く通っているものもおります。
さまざまなご縁にひたすら感謝でございます。



さて、もう一冊ご紹介いたします。
こちらも寮美千子さんの作品です。

『黒い太陽のおはなし 日食の科学と神話』 文・寮美千子 絵・佐竹美保
 小学館 2009年7月13日刊


d0229442_4511161.jpg






















今日は奈良でも金環日食をそれはそれは美しく神秘的に見ることができました。
興奮さめやらぬうちに、『空とぶ鉢』の件で寮さんにお電話を差し上げたのです。
当然日食の話になり、私はこんなことを言いました。
「今日は日食も見られたし、それに偶然新月でもありますしねっ」
「偶然?…違うよっ新月だからこその日食なのっ」と軽く叫ぶような電話の向こうの寮さん。

夜、お目にかかった折に、「この本も読むといいよ」とにっこり笑って手渡しして下さいました。

その場で読み始めると科学的なことがらが実にわかりやすく、リズミカルな文章で書かれています。
出だしの言葉は「きょうは新月」。
また、日本とアイヌとインドの神話も盛り込まれています。
フルコトで既に人気のアマテラスやアメノウズメが登場するではありませんか。
しかも3つの神話の絵柄のテイストがそれぞれ違う。
巻末のほうには2035年まで地球上で見られる日食のデータまで!
なんと贅沢な絵本でしょうか。

こちらのご本も無理をお願いしてフルコトで扱わせていただくこととなりました。
無知な私の不用意なひとこと「偶然の新月」からこんなことになりました。


どうぞ手に取って、頁をめくってみてください。
そして空を見上げてください。

太陽と月と…鉢や倉も。
いろいろ浮かんでいますよ。
奈良というところ、そして地球の上には。
[PR]
<< 新あるじ加入!!! ページトップ 一周年!〜マルゴトフルコトアリ... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
White Skin by Sun&Moon