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■ どうしてそうなった?ーーー月代(さかやき)に涙ーーー
2012年 05月 01日 |
どうしてそうなった?
ーーーーーーーーーー歴史を振り返ると、今では全く思いもよらないようなファッションや社会通念が、当然の顔をして堂々と表舞台を歩いている。
わからん。その良さがちいともわからん。
しかし、ものには由緒、ことには道理があり、初現には深い和気が…あっ違った、深い「訳」があるかもしれない!
そんな歴史の「どうしてそうなった?」を、あるじが気になるさわりだけ探るという新コーナー。
本日開幕です。

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えー、記念すべき第1回は、月代(さかやき)を取り上げたいと思います。
月代というのは、よく時代劇でみられる男性の髪型で……頭のてっぺんの髪を剃り落してちょんまげを結っている、あの髪型です。
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これ、いったい何のためにこの部分だけ剃ってるの?って以前から疑問に思っていたのですが、
なにせ私、この髪型の呼び名も知りませんで、
「あのさーあばれんぼう将軍とかの髪型のさー、頭のてっぺんだけ禿げてる髪型ってさー」
と友人に話しますと、
「それは月代(さかやき)だね!さかいきともいうね!」
という即答が返ってきて、持つべきものは特殊な分野に詳しい友達だなあとおもった訳です。

月代で検索してみますと、それはそれはオモシロイ世界が広がっていました。

かいつまんで書きます。

月代は、武将が兜をかぶる際に頭が蒸れることを回避するために考え出された髪型とする説が有力。

それはだいたい平安時代末期にに登場した。(太平記に記述ありとのこと)

戦国時代から安土桃山時代に、大流行。(兜の作りが変化し蒸れやすくなってしまったらしい)

はじめは、毛を毛抜きで抜いていた。(痛っ)

毛根に炎症が起きたり、頭皮に血がにじんだりして兜がかぶれない者がでてきた(本末転倒)

見かねた織田信長が「毛抜きストーップ!これからはカミソリで剃るのじゃー!」とおふれを出した。(信長優しい!惚れる!)

皆、日常的に月代ができるようになった!(ハッピー♪)

↓(なぜか兜をかぶる機会がほとんどない江戸時代になっても惰性なのかなんなのかこの髪型が続く)

剃った部分が青いのが、若くてかっこいいという概念が広まる。(え、そうなの?)

剃った部分を藍に染めるのがファッションとして流行する。(え、それおかしくね?)

明治の散髪脱刀令後、短髪の流行に伴い月代は終息を迎える。(あら…残念ね。よよよ。)

月代……ほんの何世代か前のご先祖様まで当たり前のようになさっていた髪型。
約700年間も続いた、伝統ある髪型、月代。

現代の調髪なんて、それにくらべりゃごくごく最近の風習です。

ご先祖様が、戦に向かい兜をかぶるため、
頭頂部の蒸れ防止とはいえ痛さをこらえてやっとかっと抜いていた髪。
どうしてそうなったの?って謎に思っていたけれど、ちょっとホロリとなりました。

歴史の「どうしてそうなった?」を、あるじが気になるさわりだけ探るという新コーナー。
月代が気になりだしたみなさん、どうぞこの先はご自身でお調べになってください。
泣ける!笑える!膝を打つ!おもしろい発見がありましたら、ぜひ教えてくださいね!
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