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■ アニメで古事記!『わんぱく王子の大蛇退治』
2012年 04月 14日 |
今年は古事記が編纂されて1300年を迎え、全国各地で日本神話に関係するイベントや講演会が行われているようですね。

先日、フルコトに「おかやま街歩きノオト」を納品してくださっている福田さん(岡山在住)とお会いする機会があり、古事記の話題になりました。そのとき、福田さんが「子どもの頃に見たアニメの映画があって、月読命(ツクヨミノミコト)が子供心にとても素敵で」とおっしゃり、「古事記をもとにしたアニメ映画!?それはどんなタイトルのどんな絵柄ですか?」と、福田さんに記憶の糸をたどってもらい、わくわくしながら調べました。

すると、あったあったありましたよ!なんとDVDで発売されていました。
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予告編のYoutube←ご覧になりたい方はこちらをクリック

母の死に衝撃を受けたスサノオは、母に会いたい一心で、大海原の先にあるという母の国にむけて旅立ちます。まず兄ツクヨミの治める夜のオス国、そして姉アマテラスの治める高天原へも立ち寄ります。その後出雲の国で母に似た美しいクシナダヒメと出会い、ヒメを助けるためにヤマタノオロチに立ち向かうことになったのだが………!

「天の岩戸開き」のアメノウズメの舞、
「八岐大蛇退治」シーンの見事な空中戦、
古事記を読んだことがある人もない人も、子どもも大人も楽しめる内容です。
このアニメの主人公は、正直で曲がったことが大嫌いなスサノオです。
心と体がまっすぐにつながっているというか、感情の表現と行動とが非常にわかりやすいのです。
それ故に、結果的には高天原を混乱に陥れてしまったのだけれども、スサノオはよかれと思って行動したことだったのだというところが強調されています(つまり悪いやつじゃないんだよってことが伝わってきます)。
古事記によると高天原で「悪事」を働いたとされる傍若な印象のスサノオですが、
この映画ではとても正直で素直な少年として描かれており、ターゲット年齢を考えるとなるほどなあと思います。子どもたちは、ヤマタノオロチと闘うヒーローに、「頑張れスサノオー!」とエールをおくりたくなることでしょう。

そしてなんといっても絵柄と色合いが素敵です。
埴輪のような衣装のデフォルメされた人物たちが絶妙なバランスで動き回るのですが、
時折銅鐸が出てきたり埴輪の家が出てきたりと、小物や背景にも胸がときめきます。
昭和38年に公開されたものとは思えない、今見ても斬新な素晴らしい映画だと思います。

もし気になる方は、DVDが発売されていますのでご覧になってはいかがでしょうか。
何度も見返したくなるアニメですよ。
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